【作家紹介】小説家・東野圭吾の生い立ちから現在・作品をお得に楽しむ方法をご紹介！

「東野圭吾の人生がどんなものだったか知りたい！」

 

著者をより身近に感じよう！というのがテーマの作家紹介シリーズ。

この記事では「東野圭吾」さんについてご紹介します！

 

 

『容疑者Xの献身』や『マスカレードホテル』などの映画・ドラマ化作品はもちろん。

『白夜行』『手紙』『秘密』などなど，多数のミステリー小説を手掛けてきた東野圭吾とは一体どんな人なのか？？

 

あまり知られていないその経歴や，小説家になった経緯などについてご紹介します！

東野圭吾の経歴

まず東野圭吾の生い立ちからみていきます。

 

知らなかった意外な一面を知って，東野圭吾作品をより没入して楽しみましょう！

 

生い立ち

東野圭吾少年は，1958年2月4日に大阪市生野区に生まれます。姉と兄の二人がいるなかで三人兄弟の末っ子として誕生しました。

 

 

東野圭吾少年の父親は時計職人で，当時実家は時計メガネ貴金属の小売店を営んでいました。

 

実はこの当時の生野区の街並みが，『白夜行』や『浪花少年探偵団』シリーズの舞台となっています！

 

 

その後東野圭吾は進学し，母校は「大阪市立小路小学校」「大阪市立東生野中学校」です。

 

「この時から本を読む文学少年だった」かと思いきや，意外にも本はあまり読んでいなかったようです。

また成績も「オール３」というごく普通の少年時代を過ごしていました。

 

文学に目覚めた東野圭吾

では一体，いつ文学に目覚めたのか？

それは高校生になったときでした。

 

東野圭吾少年は「大阪府立阪南高等学校」に入学しました。

そして1974年，当時高校2年生であった東野圭吾は小峰元の推理小説『アルキメデスは手を汚さない』を偶然手に取ります。

 

それを読んだ東野圭吾は推理小説の面白さに気づきました。

その後，江戸川乱歩賞の存在を知り，さらには松本清張の小説も読み漁るようになり，やがて自分で推理小説を書き始めるようになりました。

 

 

ちなみに，東野圭吾が高校生の頃に書いた処女作『アンドロイドは警告する』ですが，実はまだ内容が公開されていません。

また，その次に書いたミステリー小説『スフィンクスの積木』も，友人に見せたところ不評だったそうです。

 

高校卒業後は，１年間の浪人を経て「大阪府立大学工学部電気工学科」に進学。

 

大学時代はアーチェリー部の主将だったそうで，のちのデビュー作『放課後』の題材となっています。

 

私自身，東野圭吾は最初から文学の天才だったのだろう，と勝手なイメージを抱いていました。

 

しかし実は，東野圭吾と文学との出会いは偶然。

突出した才能も初めから持ち合わせていたわけではなかったと知り，強い親近感を抱くようになりました。

 

先ほど紹介した，東野圭吾の学生時代を題材にしたデビュー作『放課後』はこちらからチェック！↓

 

大学卒業後

東野圭吾は，大学で情報系の専門知識を学びました。

そのため1981年，卒業して23歳となった東野圭吾は日本電装株式会社（現 デンソー）にエンジニアとして入社しました。

 

この時もまだ文学の道とは離れていますが，働きながらも趣味として推理小説の執筆を続けていました。

 

 

そうして働きながら執筆した著書『人形たちの家』を1983年。

続く『魔球』を1984年に江戸川乱歩賞に応募しましたが，どちらも受賞には至りませんでした。

 

そんな中，1983年に結婚した妻が女子高の非常勤講師だったことを受け，執筆途中だった『放課後』の主人公・前島を女子校勤務にすることを思いつきました。

そしてそれをきっかけに『放課後』が完成。翌年1985年についに第31回江戸川乱歩賞を三度目の応募にしてようやく受賞しました。

 

これを受け，翌年の1986年にデンソーを退職し，ついに専業作家としてデビューを果たしました。

大阪で生まれ大阪で育った東野圭吾は，このタイミングで上京し小説家としてのキャリアをスタートさせます。

 

デビュー後の苦悩から今へ

数々の受賞作品・実写化作品をもつ東野圭吾。

しかし，実は江戸川乱歩賞の受賞から始まった小説家としてのキャリアは，決して順風満帆ではありませんでした。

 

デビュー後も継続して作品を出版していましたが，なかなか増刷されることなく終わってしまったり，ヒット作にも恵まれず文学賞に15回も落選したりなど，

成功とは程遠い下積み時代を経験していたのです。

 

いまでこそ日本中に知られている「東野圭吾」という名前も当時は土を被っており，長く厳しい時代を過ごしていました。

 

そんな苦悩を経験しながらも，上京してから10年が経った1996年，ようやくこの年に発表した『名探偵の掟』で「このミステリーがすごい！1997」で３位を獲得しました。

 

そしてこれが日本中の注目を集めたことで，その次に発表した『秘密』で一気に大ブレイクを果たします。

この『秘密』はのちに映画・ドラマ化を実現させ，第52回日本推理作家協会賞を受賞しました。

 

このタイミングでようやく努力が実を結び，東野圭吾ミステリーが日本中に知られることとなったわけですね。

 

現在まで

こうして日本中に名前が知られることとなった東野圭吾ですが，現在まで止まることなく執筆活動を続けてきました。

2006年には『容疑者Xの献身』で直木賞・本格ミステリ大賞を受賞。

人気作家の仲間入りを果たすなか，ついに2009年には「日本推理作家協会」の理事長として選出されました。

 

 

その後は，直木賞の選考委員を2014年から2019年までの５年間もの期間務め上げ，

また昨年2023年には自身100冊目の新作『魔女と過ごした七日間』を刊行し，その年の4月には東野圭吾作品の国内累計発行部数が1億部を突破したことで話題となりました。

 

東野圭吾の記念すべき100冊目の新作はこちら！↓

 

今後の執筆活動

現在でも執筆活動を続けており，一億部を達成した際のコメントでもこのように意気込みを述べています。

日本推理作家協会の理事長をしていた頃、内田康夫さんの1億部突破記念パーティに出席させていただきました。あの時には夢の数字だと思っていましたが、まさかの到達に私自身が一番驚いています。多くの方々の支えがあってこその数字で、この場を借りて感謝したいです。もちろん最大の功労者は、私の物語世界に付き合ってくださる読者の皆様です。ありがとうございます。これからもがんばります。

©︎ニュースキャスト

 

御年66歳でありながら，これからも精力的に執筆活動を続けていく宣言には驚きですね。

 

また最近ではSNSを通した発信もしており，公式アカウントなので本人の投稿ではありませんが，東野圭吾さんの最新情報をキャッチアップしたい人は，ぜひこちらでフォローしておくといいですね！

 

Instagram 東野圭吾【公式】（@higashinokeigo_official）

X(Twitter) 東野圭吾【公式】（@higashino_）

 

また、「初心者にもおすすめの東野圭吾作品８選」をこちらの記事で紹介しています。

もしこの中で読んだことない本があれば絶対読むべきです！ぜひチェックしてみてくださいね。

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東野圭吾の作品をお得に読む方法は？

ここからは，東野圭吾作品をお得に読む方法について，管理人がおすすめする方法を２つご紹介します！

 

1. メルカリで古本をセットで購入

まず，東野圭吾作品を買うおすすめの方法は

新品を買うのではなくメルカリで中古のものを買うという方法です。

 

文庫本は一冊あたり平均300〜400円もしますし，単行本ともなると1000円以上するのがザラです。

 

管理人は新品の本に対するこだわりが少なく，多少の傷や汚れであれば気にしないタイプです。

なので，"新品同様"の綺麗なものを中古で購入しています！

 

たとえばメルカリで「東野圭吾 セット」と検索するとこんな感じ。

 

見てみると，このようにセットで中古本が売られているんです。

 

中には10冊以上のセットで450円というものまで！

単純計算で一冊あたり45円で楽しめることになります。

 

メルカリには詳細な画像が貼られています。

また出品者に頼めば追加で写真を撮ってもらうことも可能なので，傷や汚れの確認も簡単にできます。

 

 

こちらは湊かなえの小説ではありますが，実際にメルカリで購入した中古の４冊です！

 

 

よく見れば表面に傷が見られますが，自分で使っていればこれくらいの傷はつきますよね。

新品へのこだわりが無く，純粋に作品を楽しみたいだけの人であれば，本の高騰が進む最近はメルカリで購入するのがおすすめです。

 

安いものはすぐに売り切れちゃうので、現時点でのラインナップをぜひチェックしてみてくださいね。

＼コスパ最強／

 

 

2. Audibleのプロの朗読で楽しむ

２つ目の方法が，オーディオブックで東野圭吾作品を楽しむ方法です。

 

読書サービスというと「Kindle Unlimited」や「Audible」，「オーディオブック.jp」など色々ありますが，その中で東野圭吾作品を読むならAudibleが2024年現在もっともおすすめです。

 

他の読書サービスも使っているので確認してみましたが，東野圭吾作品を無料で読めるサブスクはありませんでした。

 

 

東野圭吾作品はKindle Unlimitedで読める？

Amazonの月額読み放題サービスであるKindle Unlimitedですが，実は東野圭吾作品は一つもラインナップされていません。

 

↓こちらがKindle Unlimitedで「東野圭吾」と検索した結果。

 

Kindle Unlimitedで絞り込むと，東野圭吾作品は一つも出てきませんでした。

2024年6月現在，読み放題対象作品は無いようですね。

 

↓ちなみにKindle Unlimitedで絞り込まなければこのように沢山の電子書籍が出てきます。

 

この検索画像を使って，

「kindle unlimitedに登録すれば読めるよ〜」

と宣伝する広告もあるので要注意です！

 

Audibleなら東野圭吾作品を楽しめる？

2024年8月現在，Audibleで楽しめる東野圭吾作品は１冊のみとなっています。

 

ナレーターは「寺島しのぶ」「松坂桃李」「高橋克典」など非常に豪華なメンツですね！

 

また東野圭吾作品に限らず、オーディオブックの収録とともに聴き放題作品は毎月増えていっています。

 

これほどまでに有名な東野圭吾作品なので、

オーディオブックが収録されるのも時間の問題だと思います！

 

そのほかにも湊かなえや池井戸潤などの有名小説が無料で聴き放題なので、

この機会にぜひ無料期間を使って試してみてくださいね。

 

＼無料体験で試してみよう／

 

まとめ

この記事では，東野圭吾の生い立ちから小説家デビューまでの経歴，そしてお得に作品を楽しむ方法についてご紹介しました！

 

ちなみに私がこれまでに読んだ作品は

• 『容疑者Xの献身』
• 『白夜行』
• 『秘密』
• 『マスカレードホテル』
• 『幻夜』

などなど計5冊以上（2024年4月現在）ですが，今後ももっと読み広げていきたいと思える大好きな作家さんです。

 

また，当ブログではこのほかにも，

管理人が厳選したおすすめの一冊や，作家紹介記事，人物相関図を使った解説記事など幅広く読書情報を発信しています。

 

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