現役理系大学生のトドです!
この記事では,百田尚樹先生が2023年秋に発表した新著
『大常識』
の概要とおすすめ読者,そして私なりの感想をご紹介します!
ドラマ・映画化も果たした名作
『永遠のゼロ』
で一躍話題となった作家の百田尚樹先生。
2023年10月には,政党の立ち上げなども行っており,
歯に衣着せない物言いとユーモアで知られる,
そんな百田先生の個性が前面に現れた著書となっています!!
ポイント
この記事で分かること
・『大常識』の概要とおすすめ読者
・本のボリュームとおすすめの読み方
・レビューを踏まえた私の感想
なお本書『大常識』はkindle unlimitedの読み放題対象です。
いまなら30日間,お得に無料体験ができるのでぜひお試しください!
百田尚樹先生の『大常識』とはどんな本?
結論から言うと『大常識』は,
最近の日本で起こった出来事に対する百田先生の考え方
がまとめられた本です。
ここでは,
本書の大まかな構成と取り上げられている話題について紹介します!
『大常識』の概要
この本は,ニコ生「百田尚樹チャンネル」で発行しているメルマガ
「ニュースに一言」
から,"今一度常識を見直してはどうか"というテーマで
記事を選び直して再編集されたものとなっています!
まずこの本の大まかな流れは,
簡単な流れ
- 政治屋たちの醜態
- 横暴な「リベラル」
- 罪を憎んで犯罪者も憎む
- 平和ボケは不治の病
- コロナワクチンへの異常な愛情
- 道徳崩壊
となっており,
「あ〜,あのニュースね。。」
といった内容から
「こんな信じられない出来事があったのか!?」
というものまで,幅広く時事ネタが取り上げられています。
『大常識』で取り上げられている話題は?
この本で取り上げられている"出来事"というのは例えば,
・コロナワクチン接種
・安倍元首相の国葬是非
・LGBT理解増進法
などといった最近話題の政治経済的な問題はもちろん,
・119番に20回電話した女性の話
・プロ将棋の対局中にマスクを外して反則負けになった話
・救急車に道を譲らない人々の話
のような耳を疑う話まで多岐に取り上げられています。
こうした内容に百田先生が思い切り持論を展開する。
昔は常識とされていたものが今では非常識になり,新しいものが常識となりつつある現代
そんな今の常識を「"大きな意味"での常識」として捉えたのが『大常識』です!
本のボリュームと平均読書時間は?
本書のページ数は,全162ページ。
平均読書時間は,3時間14分。
となっています!
実際私の場合は,
内容も面白く一気に1時間半ほどで読み終えてしまいました笑
普段から読書が好きな人であれば,1~2時間ほどで読み切れるでしょう!
また小説とは異なり,最初から順に読む必要はありません!
"気になる話題だけピックアップして読む"
"目次を見て面白そうなところから読む"
といった読み方ができるので,
空いた時間に読み進めることができます!
私の場合はKindle本として本書を読み,
スキマ時間でスマホやタブレットから読むことができたので,
購入した初日に読み切ってしまいました笑
そんな疑問をお持ちの方はぜひこちらから,私の出した結論をご覧ください!
『大常識』をおすすめしたい読者とは?
ここでは,私の思う本書のおすすめ読者として
大きく3種類ご紹介します!
1. 急速に変わりゆく常識を見つめ直す
あまりにも急速に変化する常識に,現代の日本人の多くは振り回されています。
例えばテレビでニュースを付けるたびに,
女性蔑視の発言を撤回謝罪する政治家
ルッキズム批判の話題
LGBT増進法に関する議論
などと,社会は数年前には思いもしなかった考え方で溢れるようになりました。
しかし,そうした新しい常識への理解と関心は,
国際化が進む現代において避けて通れない道といえるでしょう。
また,百田先生の視点は,かつての常識と対比させるものでもあり,
大学生の私にとっては「こんな時代があったのか」と考えさせられる場面も多くありました。
この本は,そうした新しい常識を
百田尚樹氏の視点から見つめ直すことができる本となっております。
2. 近年の日本で起きた出来事を振り返る
この本では,主に2020年前後~2023年秋までの出来事が取り上げられています。
そういった意味で,時間の経過とともに忘れかけてしまっていた出来事を思い出すことができました。
「当初のコロナワクチンへの異常な期待」
「国葬問題の論点」
「沖縄の米軍基地問題」
などなど,忘れてはならない出来事が一気に思い出されます。
そうした意味で2023年も終わりに差し掛かる今(執筆当時2023/12),
今年一年の出来事を振り返る意味でも,絶対に読むべき本だと言えます。
3. ストレス発散
はっきり言って,「ストレスの発散」になります笑
これは読んでいる最中の気持ちを元にしたおすすめですが,
正直,ズバズバと言葉を刺す百田節にスカッとしました。
例えば政治家やルールを守らない人々,偏向報道をするマスコミ,
耳を疑うような非常識な人々にまで,
多少言い過ぎと感じるほどに,ズバッと意見を述べてくれています。
日々ニュースを見ていて悶々としていたこの気持ちを,
百田先生が代弁してくれる,そんな非常に気持ちいい読後感の一冊でした!
まとめ
本書で述べられている意見全てに賛同する,
そんな必要はありませんが,
間違いなく政治や社会で起こった出来事について改めて見直すきっかけになります!
百田先生も
本書の内容全てを鵜呑みにして欲しいとは思っていないと思います。
つまり,あくまでこの本をきっかけに,
百田尚樹氏の視点を参考にしつつ,自分なりに常識・問題について考え直してほしい
というのが百田先生の願いであり,
この本の意義なのではないかと感じました!
読書好きな人でもそうでない人でも,
比較的スラスラと,短時間で読み切れる本となっていますので
これを機会にぜひ手に取ってみることをおすすめします!